出張の研ぎで使う営業車は20年目で5台目だ。
全部中古車…(笑)
写真5年前に引退した4代目。
どの車も思い出がいっぱいだけど、ボロ過ぎて困ったことのほうが多い。
中野の五差路の真ん中で突然車が止まったり、新宿区内の青梅街道でエンジンが掛からなかったり、京葉道路でオーバーヒートでピストンが一発逝ったり!
笑ってしまうようなトラブルが連発だった。
当時はまともな車を買えない自分を呪ったが、今となっては全部良い思い出だ。
研ぎ師として営業を開始するために最初に購入したのはスズキのエブリー。10年以上前の、白くて丸目の奴。
とにかく安く手に入れたくて、ヤフオクで3万円だった。
でも引き取りが名古屋だったので交通費を考えると、馬鹿な落札だったと思う。
でも結局その車はその後3年間、都内全域を活躍してくれる事になるので本当に感謝している。
実は車に関しては不思議な体験が多く、ここでは語らないが、人間の気持ちが分かるのではないかと思っている。
無機質の機械の塊に心や感情が在る訳無いのだが…
馬鹿な習慣だが私は事あるごとに、車に話しかけたりする。
朝、乗り込む前に「今日も頼んだぞ!」と。
仕事終わりに「頑張ってくれたな!」と。
全く自分でも気持ちの悪い?習慣である。
出張のハサミの研ぎにとって、研磨技術と道具のメンテナンスが両輪である。
同じように車に関して、安全運転と車両のメンテナンスは超重要である。
今乗っているダイハツハイゼットも大事にしたい。