凄い時代

写真は郵送分の本日研ぐハサミ達。

千葉県、福島県、広島県…理髪、トリミングと色々な技術者から、色々な処から送られてくる。

 

宅配研磨での仕事は常連様も多い反面、キツイ仕事も多い。

多分、長い間眠っていたハサミを久しぶりにメンテナンスする為、或いはディーラーや問屋などに出していたが、納得がいかない…などで送られてくるハサミが多いからだろう。

また、仕事をするにあたって、出張研ぎと違って顔が見えない分、少し緊張するのも確かだ。

 

凄い時代になったと思うのは、すぐに全国の研ぎ師を調べられる事だ。

ネット上にホームページ存在するだけで、それを見て仕事を依頼できる。

当たり前のように思えるが私の様なおじさんには、少し昔を思い返すと夢のような時代だ。

 

仕事を依頼される立場で云うと、名刺とサンプルシザーを片手に都内のサロンを一つずつ営業していたのがバカバカしく思えるほどに…（勿論良い経験だったし、それが有ったから今の自分が在る）

 

本当に感謝であるし、有難い気持ちがあふれてくる。

 

最近、ブログに記録するようになってからパソコンに向っている時間が増えたせいか、他の研ぎ師さん達のホームページを久しぶりに見てみたりする。

 

新しい人が凄く増えたなぁ～と思うと同時に懐かしい名前もチラホラと…私の弟子も元気そうだ。

 

研ぎ師としての技術の研鑽は勿論なのですが、若い研ぎ師達に、そして立派なホームページ達に埋もれない様にしなければならないなぁと思う今日この頃です。